Evo XRは、次世代のイマーシブテクノロジーのために生まれました。ドローン、ロボティクス、カメラシステム、緊急対応、教育、医療、製造業。だからこそ必要だったのは、その可能性を誰もがすぐに理解できる「名前」と「ストーリー」、そしてブランド全体を支える仕組みでした。
クライアント
Evo XR——柔軟に構成できるカメラシステム、超低遅延技術、そしてAIによるイマーシブ体験を核としたXRテクノロジープラットフォーム。
エンゲージメント
セクター
主な成果
複雑なXRプラットフォームの市場投入に向けた、包括的なローンチシステム。ネーミング、ナラティブ、ブランドアイデンティティ、ランディングページ、ブース映像、そして特別な営業資料までを一貫して設計しました。
Evo XRは、非常に幅広い技術的な可能性を備えたプラットフォームでした。リアルタイムの没入型体験、超低遅延インタラクション、AIを活用した処理、柔軟に対応できるカメラシステム、レベル4ドローン、ロボティクスなど、その活用分野は、緊急対応、教育、医療、製造業など多岐にわたります。しかし、その幅広さこそが課題でした。
このプラットフォームには数多くの可能性がありました。しかし、まず相手に伝えるための明確な入口となるメッセージが必要でした。商談やイベントでのデモ、重要な顧客とのミーティングに臨む前に、Evo XRとは何なのか、なぜ重要なのか、そしてどのような場面で活用できるのかを理解してもらう必要があったのです。
技術力が高いことと、市場でわかりやすく伝わることは同じではありません。Evo XRに必要だったのは、さらなる技術的な説明ではなく、先進的なイマーシブテクノロジーを具体的で信頼できるものとして伝え、実際の顧客に受け入れられる形へと導くブランドシステムでした。
私たちは、Evo XRを外側から内側へという発想で構築しました。まず名前をつくり、次にストーリーを設計し、最後に実際の顧客へ届けるために必要なツール一式を整えました。
01 · アイデアに名前をつける
Evo XRという名称は、「Evolution(進化)」と「Extended Reality(拡張現実)」を結びつけた、短く覚えやすいブランド名として開発しました。ブランドの核となるコンセプトをひとつに集約するとともに、日本語でも「エボエックスアール」と自然に受け入れられる名前を実現しました。
02 · ブランドの指針を作る
ブランドナラティブと基本メッセージ概要を作成し、ウェブサイト、展示ブース、そしてすべての商談で、一貫したストーリーを共有できる基盤を整えました。その結果、プラットフォームはバラバラな機能の一覧ではなく、「柔軟性」「拡張性」「高性能」という明確なブランドプロミスを伝える存在へと変わりました。
03 · システムを展開する
策定した戦略をもとに、ロゴ、ブランドガイドライン、ランディングページ、シズルリール、活用事例資料、イベント用販促ツールなど、ブランドの立ち上げに必要な一式を制作しました。Evo XRが手にしたのは、名前だけではなく、市場で機能するブランドシステムそのものでした。
Evo XRのロゴは、洗練された先進性を持ちながらも、冷たすぎたりSF的になりすぎたりしないことを意識してデザインしました。細いラインで構成したレターフォームと「XR」のアウトライン処理が技術的な印象を生み出し、「X」はロゴの中心として、透明性とXR体験の多層的な世界観を象徴する、重なり合う構造で表現しています。
ラランディングページでは、Evo XRのストーリーを、ブランドのローンチを体験できる構成へと再設計しました。まずはカテゴリーが約束する価値を提示し、その後にプラットフォームの機能、活用領域、そして重要性へと展開。製品価値、業界が抱える課題、実際の活用事例、超低遅延技術、パートナーシップ、そしてお問い合わせへとつなげています。
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展示会では、Evo XRに必要だったのは静的なブランド表現だけではなく、動きのある体験でした。そこでシズルリールを制作し、プラットフォームがその場で生き生きと感じられる演出を実現しました。目的は、すべての技術的特徴を説明することではなく、来場者がスペックシートを手に取る前に、期待感を高め、信頼を感じてもらうことでした。
「柔軟に対応できるカメラシステム」「レベル4ドローン」「ロボット」の3つのシナリオグループを軸に、特別な活用事例資料を制作しました。見込み顧客にあらゆる活用方法を想像してもらうのではなく、具体的な活用事例を示すことで、Evo XRの価値をより明確に伝えられるようにしました。医療教育、患者との遠隔相談、不動産、建築、捜索救助、山火事調査、産業オートメーション、自動車設計など、幅広い分野での活用例を紹介しています。
ブランドアイデンティティを名刺やアパレルにまで展開し、イベント会場で一貫したブランド体験を実現しました。単にロゴを個々の販促物へ配置するのではなく、ブランド全体をひとつの統一されたシステムとして表現することで、より確立されたブランドとしての印象を与え、ブースでのあらゆる接点において認知されやすさを実現しました。
Evo XRは、このプロジェクトを通じて、複雑なB2Bテクノロジープラットフォームが市場へ進出するために必要なブランド基盤を整えました。人々の記憶に残るブランド名、チーム全員が一貫して語れるブランドストーリー、信頼感を生み出すビジュアルアイデンティティ、価値をわかりやすく伝えるランディングページ、来場者の関心を引きつける展示会用ムービー、そして導入シーンを具体的にイメージできる活用事例資料です。
技術的な説明だけに頼るのではなく、Evo XRは、まずブランドとして認識される存在へと変わりました。
「市場分析の深さ、方法論の洗練度、情報量、そしてクリエイティブの質。そのすべてが、まったく異なるレベルでした。完成したクリエイティブ制作物は心から気に入っています。今ではプライベートでも使っています。」
村田さん
Evo XR